麻布人気No.1の専門店で硬くなった筋肉をストレッチで柔らかくしよう
2017年10月3日
単にストレッチを行うと言っても方法はさまざまで複雑です。どのような状態の筋肉にストレッチが有効なのか、ストレッチを行う際の注意点等をみていきます。
筋肉には筋繊維が束になったものであり、その多くは骨長軸に対してまっすぐにはついていないので1つの筋肉でも多方向へのストレッチが必要になります。
日常生活による筋疲労や仕事、スポーツなどで多く使う筋肉、長時間の姿勢維持のために血流阻害が発生し筋肉が硬くなるなど筋肉が硬くなる原因は多くあります。
また、筋肉が硬くなることのなかに筋硬結があります。筋硬結とは筋繊維に沿って限局してでてくる硬いものをいい、一部の筋繊維に出現します。
特徴として圧迫するとその局所に痛みが出現します。筋硬結は持続的な筋収縮と循環不全が原因とされており、圧迫することで循環障害がさらに引き起こされ、痛みが出現します。
ストレッチを行う際に気をつけないといけないのが、どの筋肉からストレッチを行うかです。同じような場所をストレッチするのにも、まず表層筋を伸ばしその後に深層筋をストレッチします。
これは、表層筋が緊張状態の場合に深層筋のストレッチを行うと表層筋に痛みや伸張反射と呼ばれる筋収縮が起こってしまい、逆効果をもたらす可能性があるからです。
また、同じ理由で慢性疼痛の場合は硬い部位や痛む部位は数か所に及ぶことが多く、その場合は痛みの低い所からストレッチを行います。
ストレッチは患者様おひとりでもセルフケアとして行うことが可能ですが、しっかりとした効果を出し、間違ったストレッチを行わないためにも筋肉走行の方向や、筋肉がどのような状態にあるのかなど専門的な知識が必要になります。
当院では筋肉の走行に合わせたストレッチはもちろん、筋肉の状態を確認しながらストレッチの強度等を決め、患者様一人一人に合った施術を行います。
ストレッチにおいて自動的か他動的ということも重要な要素であり、自動的とは自分自身でストレッチを行うことで、他動的というのは施術者がストレッチを行うことを指します。
他動的にストレッチを行うことでストレッチを行う際、筋肉に無駄な力が抜け、リラックスをした状態となり、筋肉が伸びやすくなります。
当院でストレッチを行うことで最も筋肉が伸ばされ、硬さや痛みの原因になっている筋繊維の状態を改善することで日常生活や仕事、スポーツ等のパフォーマンスの向上を目指しましょう。
また、予防の観点からストレッチを行うことでさまざまな筋肉のスムーズな反応を促し、筋断裂等の障害から身を守ることが可能です。